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何度も言う。記者クラブを解放せよ!相場英雄の時事日想(3/3 ページ)

相変わらず、“記者クラブ問題”でメディアが揺れている。なぜ既存メディアは記者クラブの門戸を開こうとしないのか。フリー組が参入して困るような記者ならば、さっさと辞表を書いた方がよい。

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 本コラムで何度も触れているが、会見で本当のことをしゃべる当事者はいないし、また手持ちのネタを当てる記者はいない。フリー組が参入して困るような記者ならば、さっさと転職した方が良い。メディア界のOBとして、一部の閉鎖的なしきたりで世間の誤解を受けるのはまっぴらだ。

 最後に、1993年6月に新聞協会編集小委員会がまとめた答申を同著から抜粋する。繰り返しになるが、これは20年近く前の答申である。懸命な読者はもとより、“村のしきたり”に固執する向きに注目していただきたい。

 「記者クラブは、参入を希望する外国報道機関の記者については、原則として正会員の資格でクラブの加入を認めるべきである。公式、非公式の記者会見の出席はもとより、取材源への公正かつ平等なアクセスを妨げてはならない」――。

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