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クローバー柄の高齢運転者標識、2月1日からスタート
高齢運転者がクルマに付けるマークに、クローバー柄の新デザインが登場、2月1日から施行される。旧「もみじマーク」も当分の間併用できる。
四つ葉のクローバーをデザインした、新しい高齢運転者標識(高齢運転者マーク)が、2月1日に施行される。現行デザインの「もみじマーク」も、当分のあいだ使用できる。
新しいデザインは、シニアの「S」の文字を図案化したもの。思いあい、ゆずりあい、まごころある車社会へとつながるようにという願いを込めて、4枚そろうと真実の愛を意味する四つ葉のクローバーを題材にしたという。
高齢運転者マークの対象となるのは、(1)普通自動車免許を持っており、(2)年齢70歳以上で、(3)加齢に伴って生ずる身体機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼす恐れがある人。
同マークは、運転免許試験場の売店で2月1日より販売する。表示する場合は、車体の前面と後面の両方に、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置にはりつける。表示は努力義務なので、はらない場合にも罰則はない。
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