人生最大の遅刻は「1時間」が最多、5時間以上の遅刻は男性が女性の倍
人生最大の遅刻時間はどのくらいですか? 全国の男女に聞いたところ「1時間程度」(29.9%)が最も多かったが、「5〜6時間程度」「半日程度」「1日以上」という人も1割ほどいた。シチズン調べ。
人生最大の遅刻時間は「1時間程度」――。シチズンの調査で29.9%がそう回答した。次いで「30分程度」(21.4%)、「2〜3時間程度」(19.3%)と続き、「5〜6時間程度」「半日程度」「1日以上」という人も10.8%いた。
「5時間以上」の遅刻をしたのは男性12.9%であるのに対し、女性は6.8%。また「1日以上」という人は予定の勘違いが多く、「実家のブラジルへ帰国する際に、3日後に予定の日を過ぎたことに気付いた」(神奈川県・男性)、「仕事の打ち合わせを間違えて、1週間後と記憶していた」(大阪府・男性)といった声があった。
人生最大の遅刻は、何に遅れてしまったのだろうか。最も多かったのは「会社や学校の始業」(34.7%)、次いで「友人や家族との待ち合わせ」(22.3%)、「恋人との待ち合わせ・デート」(12.0%)と、日々の暮らしの中で、遅刻をした人が目立った。ちなみに「冠婚葬祭」に遅れた人は4.2%。「後輩の結婚式に出掛ける直前に洋服にコーヒーをこぼしてしまい、ドライヤーで乾かすハメに」(愛知県・女性)」「特急の発車が1時間遅れ、結婚式の途中から出席することに」(愛知県・男性)」といったエピソードも。
人生最大の遅刻をした理由
人生最大の遅刻をした理由を聞いたところ「寝坊した」(35.6%)と答えた人がトップ。次いで「道路渋滞や交通機関の乱れ」(30.9%)、「間違って記憶していた」(12.4%)、「予定を忘れていた」(7.3%)と続いた。約2割の人は自身の時間管理ミスで、ついうっかり“人生最大の遅刻”をしてしまったようだ。
「寝坊した」と答えた人を年代別に見ると、20代までは約半数いたが、30代以降になると徐々に減少し、60歳以上では2割を切る結果に。「やはり若者は眠いようだ。『最近、寝坊をしなくなったな』と感じたら、歳をとった証拠かもしれない」(シチズン)とも。
インターネットによる調査で、全国の男女2213人が回答した。調査期間は2010年12月10日から2011年1月7日まで。
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