検索
コラム

“自粛ムード”に終止符を、それがマーケッターがやるべきこと(2/2 ページ)

自然の脅威を目の当たりにし、ただ立ちつくす被災者。東京では、毎日が大規模停電の危機。こんな状態の中、マーケッターにできることは何かを本気で考えてみる――。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
INSIGHT NOW!
前のページへ |       

「他人のせいにしない」仕事を!

 ものが売れないことを、「自粛」のせいにして逃げない。「不況」のせいにして逃げない。売れない時こそ、多くのアイデアを出すチャンス、試すチャンスととらえ、いろいろなチャレンジを行おう。こんな時こそ、精神的なエネルギーレベルを下げてはいけないのだと思う。

 事実、ある企業では、この震災のさなか、ダイレクトメールを送付。被災地以外の顧客から「こんな時期に不謹慎だ」というお叱りの声をいただくことも覚悟していた。しかし、いざフタを開けてみると、クレームはまったくなく、逆に励ましのお声をいただくことも多かったという。

 必要な人に必要な情報を渡す。疑心暗鬼になるより、「まず実際にやってみる」という行動が、次の扉を開くことを、私は身をもって経験している。

マーケッターとしての人生をどう過ごすか

 世の中には2つのタイプの人間しかいない。できる方法を探す人間と、できない言いわけを考える人間。たった1度の人生を、できないことの言いわけに費やすなんてもったいない! 私は、こういう状況下でも、何ができるかを探す人間でありたいと思う。(小野寺洋)

 →小野寺洋氏のバックナンバー

前のページへ |       

Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.

ページトップに戻る