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ビヨ〜ンと伸び〜るバンド:菅野たけしのウォッチWatch(2/4 ページ)
時計を腕に巻くのに必要不可欠なバンド。あまり気にしない時計バンドですが、作られた年代でサイズ、デザイン、構造に違いがあって、意外と面白いのです。
エバーバンド/ストレート伸縮タイプ
エバーバンドの表側は幾何学模様をあしらったり、光沢と半光沢のツートーンで仕上げたりするタイプが多い。
バンド側面と伸ばした状態はこんな感じです。連結部分が伸びて最大で2倍近くまで伸びます。
上から見ると列がストレートに伸びている様子がよく分かります。腕の肉や毛を挟んで、痛い思いをした人も多いはず(笑)
コマ伸縮タイプ
コマ伸縮タイプは、バンドを構成するコマの1つひとつが、エバーバンドより大きく、その表面にはストライプ模様などがあしらわれています。
めいっぱい伸ばせば最大で約1.5倍の長さになります。冒頭の節足動物のようなバンドも、このコマ伸縮タイプの1つです。コマ1つひとつが伸びている様子がよく分かります。
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