花粉症デビューの7割が、症状重くない
今年の花粉症の症状、昨年と比べてどうでしたか? 以前から花粉症の人に聞いたところ「重い」と答えた人は55.6%。花粉が大量に飛散した今シーズンは、半数以上の人が症状の重さを感じているようだ。ウェザーニューズ調べ。
今年の花粉症の症状、昨年と比べてどうでしたか? 以前から花粉症の人に聞いたところ「重い」と答えた人が55.6%、「同じくらい」が31.0%、「軽い」が13.4%。花粉が大量に飛散した今シーズンは、半数以上の人が症状の重さを感じていることが、ウェザーニューズの調査で分かった。また今シーズン初めて花粉症デビューした人で「辛かった(かなりを含む)」と答えたのは31.0%。「花粉症デビューのシーズンは、比較的その症状は重くならない傾向にあるようだ」(ウェザーニューズ)
都道府県別にみると、東海エリアの静岡県、愛知県、三重県、岐阜県は以前から花粉症の人の「重い」の回答が60%を超え、他県より症状が重い人が多い傾向となった。
スギ、ヒノキの花粉に悩む人が多い
今シーズンの花粉症で気になった症状は何だろうか。以前から花粉症の人は「目のかゆみ」(1万5945人)が最も多く、次いで「鼻水」(1万5875人)、「くしゃみ」(1万4447人)、「鼻づまり」(1万1256人)だった。一方、今シーズンから花粉症になった人は「鼻水」(1652人)がトップ。以下「目のかゆみ」(1504人)、「くしゃみ」(1430人)、「鼻づまり」(1037人)となり、気になった症状にやや違いが見られた。
以前から花粉症の人は、年齢が上がるほど「目のかゆみ」が気になる人が多い。また男女別でみると、男性は「目のかゆみ」を訴える人が多く、女性は「のどの痛み」「肌のかゆみ」「体のだるさ」を気にする人が目立った。
花粉は1年中さまざまな種類の花粉が飛散しているが、どの種類の花粉に反応している人が多いのだろうか。どんな花粉に反応しますかと聞いたところ「スギ(2〜4月)」(1万8558人)と答えた人がトップ。次いで「ヒノキ(3〜5月)」(1万3404人)、「ブタクサ(8〜10月)」(4980人)、「イネ(7〜8月)」(2781人)と続いた。
インターネットによる調査で、同社の携帯サイトを利用している2万1656人が回答した。調査期間は5月13日から16日まで。
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