アートバーゼル42 現地レポート（3/5 ページ）

世界中のアートコレクターやキュレーターが最も注目するアートフェアであり、コンテンポラリーアート界の一大イベントとなっているアートバーゼルを現地レポ！

[土田貴宏，エキサイトイズム]

　東京都現代美術館で展覧会が開かれている名和晃平も、世界的に知名度を上げている。この作品はプレキシグラスと接着剤を素材とし、LEDの光を印象的に用いた新作。

　グリッド状のパターンが、見る角度によって無限の表情を生む。ハンブルクのギャラリー、Vera Munroが扱う。

Galerie Vera Munro | Hamburg

　アートバーゼルには日本の有力ギャラリーもいくつか参加している。写真は小山登美夫ギャラリーの名知聡子による大作「Quartet」。

　石上純也のリミテッドエディション家具を展示したギャラリー小柳、木村友紀の写真を使ったテーブルを展示したタカ・イシイギャラリー、ムラタ有子を取り上げたArt StatementのGALLERY SIDE 2も記憶に残った。