カフェやレストランを楽しんで! ベンツが六本木に“つながり”重視のショールーム(2/2 ページ)
メルセデス・ベンツ日本は、東京・六本木に「Mercedes-Benz Connection(メルセデス・ベンツ コネクション)」をオープンする。2012年末までの18カ月限定営業だ。
2階建ての建物は、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIやUT STORE HARAJUKUなどを手掛けた建築家・窪田茂氏(窪田建築都市研究所:KA&A)が基本設計とインテリアデザインを担当。レストランやカフェのプロデュースはトランジットジェネラルオフィスの中村貞裕氏が担当する。
窪田氏は、「既存のショールームと異なる、クルマそのものの楽しさを表現した。さまざまな形をした柱は、山や波、ビルを抽象化したもので、色使いは日々の光の変化をイメージしている。天井を走る2本の黒いラインは、クルマのわだち。ここにいるだけで、クルマに乗って走り抜けたかのような感覚になってくる」とコンセプトを説明する。
ラテアートが楽しめるカフェ
1階には、カフェ「DOWNSTAIRS COFFEE(ダウンステアーズコーヒー)」やコレクションショップ、車両展示スペースを設けた。展示スペースには、Androidタブレット「Optimus Pad L-06C」が置かれ、実車を眺めながら自由にクルマに関する情報を閲覧できる。
DOWNSTAIRS COFFEEは、2008年にラテアートチャンピオンシップ シアトル大会において、歴代最高スコアで優勝した澤田洋史氏がメニューを監修。ピックで絵を描くのではなく、ミルクを注いで描くラテアートにこだわり、高い技術をもったバリスタを集めた。営業時間は7時〜21時、座席数は72席(テラス24席)。
DOWNSTAIRS COFFEEには、約5メートルの長さを持つテーブルがあり、中央のプラグから供給される電力は風力発電によるもの。椅子は、emecoがコカ・コーラのペットボトルの再生素材で作った111 NAVY Chairや、天童木工のスツールだ。
ハーマンミラーの家具でくつろげるレストラン
2階には、バーカウンターやラウンジを持つレストラン「UPSTAIRS(アップステアーズ)」をオープン。メニューは、「AWkitchen」や「やさい家めい」などを展開する渡邉明氏が監修する。営業時間は11時〜23時(金・土・祝前日は28時)。
バーカウンターとダイニングエリアのテーブルと椅子は、KA&AとDRILL DESIGNのコラボによるもので完全オリジナル。メルセデス・ベンツ コネクションへのオマージとして捧げられたという。また、ラウンジエリアはハーマンミラーの名作家具を配置する。
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