JR東日本ウォータービジネスは8月29日、JR東日本の駅内で展開している次世代自販機に「ポイントプログラム機能」と「アミューズメント機能」を、2011年秋以降に搭載すると発表した。次世代自販機には、利用者が自販機に近付くと性別や年齢を自動解析し、属性にマッチした飲料をデジタルサイネージ(電子看板、参照リンク)でおススメするレコメンド機能があるが、それに新たに加わる形となる。
ポイントプログラム機能は、Suicaなどの交通系電子マネーを使って、キャンペーン商品を特定本数購入した人に、無料でもう1本プレゼントするサービス。一方、アミューズメント機能は、特定商品を購入すると、画面にあみだくじやスロットなどのゲームコンテンツが登場し、ゲームに当たるとその商品がもう1本プレゼントされるというもの。
JR東日本ウォータービジネスでは「通常のエキナカ自販機は朝に売れるが、次世代自販機は朝に加えて、昼と夜にも売れることが分かった。このことから、昼と夜のニーズに対応した新機能を開発した」とコメントしている。
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