賃貸派と持ち家派、年収はどちらが多い?
20〜30代独身ビジネスパーソンの平均年収はどのくらいなのだろうか。1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)在住の人に聞いたところ、全体平均は424万円であることが分かった。アットホーム調べ。
20〜30代独身ビジネスパーソンの平均年収はどのくらいなのだろうか。1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)在住の人に聞いたところ、全体平均は424万円。男女別でみると、男性462万円に対し、女性は387万円であることが、アットホームの調査で分かった。住居別でみると、賃貸派が414万円に対し、持ち家派は520万円。持ち家派の方が年間106万円も多く稼いでいることが明らかに。
また金融資産(預貯金、株式などを含む)を聞いたところ、全体平均は466万円。男女別でみると、男性592万円に対し、女性は342万円にとどまった。平均年収は賃貸派よりも持ち家派の方が多かったが、金融資産についてはどうだろうか。賃貸派の464万円に対し、持ち家派は449万円。持ち家派の金融資産が少ない背景には、家の頭金を支払うために預貯金を崩したり、住宅ローンを繰り上げ返済したりして、お金を蓄えることが難しい状況があるのかもしれない。
住居の間取り
20〜30代の独身ビジネスパーソンは、どのような家に住んでいるのだろうか。賃貸派に1カ月の家賃を聞いたところ、全体の平均金額は7万1457円。男女別でみると、男性7万477円に対し、女性は7万2416円。また持ち家の人に、住宅ローンの返済額(1カ月)を聞いたところ、全体の平均金額は7万4853円という結果に。
賃貸物件に住んでいる人に、間取りを尋ねると「1K」(51.4%)がトップ。次いで「ワンルーム」(15.6%)、「1DK」(11.3%)と続いた。一方、持ち家の人は「2LDK」(32.7%)と答えた人が最も多く、次いで「3K以上」(31.5%)だった。
インターネットによる調査で、1都3県に住む20〜30代の独身ビジネスパーソン600人が回答した。調査期間は7月15日から19日まで。
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