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第53鉄 電車を撮る、グッズを買う――秋の楽しみ、車両基地見学攻略ガイド杉山淳一の+R Style(3/8 ページ)

10月14日は「鉄道の日」。これにちなみ、毎年10月ごろになるとさまざまな鉄道会社が車両基地見学会を開催する。懐かしの車両が登場したり、保守車両を見学できたり、車両のつり上げを見られたり……鉄道好き、メカ好きなら間違いなく楽しめるこのイベントの攻略法を、写真多めでお伝えしよう。

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「蔵出し車両」を見られるチャンス

 「ふだん、沿線で見られる電車を見に行って何が楽しいんだろう」と思うかもしれない。いやいや、車両基地見学にはもう1つ「蔵出し車両」という大きな魅力がある。現役を引退した車両や、イベントなどで年に数回しか走らない貴重な車両に出会えるチャンス。特殊な動きをする保守車両はメカ好きにもたまらない被写体になるはず。

 パンタグラフを点検するためのクレーン車に乗車体験させてくれる会社も多い。ただしこうした体験イベントは事前申し込み制の場合があるので要注意。当時の朝に受付をする場合と、ハガキで応募する場合がある。開催告知をしっかり確認しよう。


都営地下鉄が保有する大型機関車E5000形。大江戸線の車両を浅草線へ回送させるために使われる(都営地下鉄馬込車両基地)

救援車は事故が起きたときに復旧に駆けつける車両(京浜急行久里浜検車区、2003年5月撮影)

西武鉄道が保有していた電気機関車E30形。現在は1両のみ保存。残り3両は大井川鐵道に譲渡された(西武鉄道小手指車両基地)

線路の砂利を敷設する「バラストスイーパー」(東武鉄道南栗橋車両管区)

架線点検用の軌陸車。道路も線路も走行できる(JR東日本尾久車両センター)

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