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震災以降、家の購入で重視していることは?(1/2 ページ)

震災以降、家の購入で重視していることは何ですか? 家の購入を考えている人に聞いたところ「建物の耐震性」「地盤」などを挙げる人が多く、“次の震災”への意識が高いことがうかがえた。メディアインタラクティブ調べ。

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 東日本大震災の発生を受け、「不動産購入の意識が変わった人が増えている」などと報じられている。購入を控える人もいれば、購入あたって意識するポイントが変わった人もいるが、その傾向は今も続いているのだろうか。

 現在住んでいるところに不満はありますか? 現在賃貸物件に住んでいる人に聞いたところ「不満がある(まあ不満があるを含む)」と答えた人は51.6%、「不満がない(全く+あまり)」は24.6%であることが、メディアインタラクティブの調査で分かった。また家の購入意志を尋ねると、購入意向(購入したい+将来的に購入したい)は60.8%。


現在住んでいるところに、不満はありますか? (出典:メディアインタラクティブ)

 大震災の発生を受け、家の購入をためらっている人はどのくらいいるのだろうか。家の購入を考えている人に聞いたところ「以前から購入を考えていたが、しばらく様子を見ることにした」と答えた人は14.8%、「以前から購入を考えていたが、見送った」が5.3%、「以前から購入を考えていたが、考えなくなった」が3.5%。一方「以前から購入を考えていて、変化はない」が55.9%、「以前は購入を考えていなかったが、時期を見て購入してもいいと思った」が13.5%。「購入をためらうようになった声もあったが、その一方で『購入したいと思うようになった』人も増えており、全体としては大きな変化はないようだ」(メディアインタラクティブ)

家を購入したい理由

 震災以降、家の購入で重視していることは何ですか? 家の購入を考えている人に聞いたところ「建物の耐震性」(47.0%)、「建物のある地盤」(41.4%)、「災害に強いこと」(35.6%)、「立地」(34.2%)などを挙げる人が多く、“次の震災”への意識が高いことがうかがえた。一方、価格や土地の資産価値などへの意識は比較的低く、「多少割高でも安心できる家を求める傾向があるようだ」(メディアインタラクティブ)


震災以降、重要視するようになった点(出典:メディアインタラクティブ)
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