iPhone 4Sに満足しているのはどっち? SBMとauのユーザーに聞く
iPhone 4Sを利用しているソフトバンクモバイルとauのユーザー。満足しているのはどちらのほうが多いのだろうか。矢野経済研究所の調査によると……。
iPhone 4Sを利用しているソフトバンクモバイル(SBM)とauのユーザー。満足しているのはどちらのほうが多いのだろうか。「現在使っているiPhone 4Sに満足している(非常に+よい)」と答えたSBMユーザーは74%に対し、auユーザーは61%であることが、矢野経済研究所の調査で分かった。
また個別の機能・サービスを聞いたところ「電波状況がよい(非常にを含む)」と答えたSBMユーザーは36%に対し、auユーザーは59%。ネットワークについてはSBMユーザーよりもauユーザーのほうが多かったが、他の項目についてはすべてSBMユーザーのほうが多い。「料金」「設定」「メール」「Wi-Fi」などの項目で、SBMユーザーの満足度がauユーザーを上回った。SBMユーザーは概ね40%以上の満足度を示しているものの、auユーザーにおいては20%台からとなっており、項目によっては差が目立った。
「他人にiPhone 4Sを薦めたい」と考えている人はどのくらいいるのだろうか。「薦めたい(とても+やや)」と答えたSBMユーザーは72%、auユーザーは59%という結果に。
この調査では、SBMユーザーのうち6割はiPhoneからの機種変更だったが、auユーザーでiPhoneを利用していたのは1割にも満たなかった。「端末の機能・サービス面においては、iPhoneシリーズを利用してきたユーザーが多いSBMでは、iPhone 4Sへの満足度が相対的に高い。一方、初めてiPhoneを利用するユーザーが多いauは、相対的に満足度が低くなる側面がある。ただauユーザーにおいても、現行の機能・サービス向上やユーザー自身の体験が蓄積されることで、全体的な満足度が高くなるだろう」(矢野経済研究所)と見ている。
インターネットによる調査で、現在iPhone 4Sを利用しているSBMユーザーとauユーザー各400人(合計800人)が回答した。調査時期は11月。
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