年齢を問わず、根強い人気のある麻雀。ネット上でも、登録者数162万人の「天鳳」や同90万人の「雀龍門」など、さまざまな麻雀サイトで活発な対戦が行われている。
こうした中、シグナルトークは12月5日、運営するオンライン麻雀ゲーム「Maru-Jan」で、最高位戦日本プロ麻雀協会と提携した「丸雀プロリーグ」を開始した。
丸雀プロリーグは、対局ルールやリーグ構造、昇格・降格システムなどでプロ雀士の意見を採用。リーグでの昇格を繰り返すことで、同協会公認の「オンライン麻雀プロ」の称号が獲得できる。別途申請することで、和紙に綴られた特製免状も取り寄せられる。
1976年からの歴史を持つ最高位戦日本プロ麻雀協会には、年2回のプロテストに合格するなどした204人のプロ雀士が所属。その中から、土田浩翔プロ、吉田光太プロ、手塚紗掬プロなど58人がリーグ戦に参加する予定となっている。
他オンライン麻雀サイトでも、リーグ戦にプロ雀士が匿名で参加したり、イベントで特定の日時だけ参加したりすることはあるが、名前を出した上で一般ユーザーと同条件で参加する例は珍しい。
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