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テレビに未来がない? ウソだと思う遠藤諭の「コンテンツ消費とデジタル」論(5/5 ページ)

「若い人があまりテレビを見なくなった」と言われているが、本当にそうなのだろうか。確かにPCなどで動画が見れることもあって、若い世代を中心にテレビを見る時間が減っている。しかいテレビとソーシャルメディアが融合すれば、人々への影響は計り知れないのだ。

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 20世紀のお茶の間での、最大のエンターテインメントとしてのテレビと、世界を目下動かしはじめているソーシャルメディアとの組み合わせは、一体、人々にどう作用するようになるのか? 社会、文化、思想、経済、世論形成など、あらゆるカテゴリにおよぶと考えられる影響力の大きさは、計り知れないのではないか。

 映し出される映像は、強力な影響力を持ってきたニュースや情報番組なのか、スポーツや音楽や風景などのライブ映像なのか、ニコ生やYouTubeの世界なのか、いま好調のドラマなのか、何か新しいゲームのようなグラフィックスなのか。テレビの本質かもしれないのだが、狂言回しとしての登場人物の関わり方も変わってくるかもしれない。しかし、注目すべきはやはりネットで視聴者がつながったことだ。

 いまテレビが「旬」である。

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