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コラム

グーグル流「会議を意味あるものにする5つのルール」(1/2 ページ)

ベンチャー企業の雄とされるグーグル。同社ビジネスオペレーション担当副社長のクリステン・ギル氏が書いた文章から、「意義ある会議」を行うためのルールを紹介する。

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著者プロフィール:安田英久(やすだ・ひでひさ)

インプレスビジネスメディアWeb担当者Forum編集長。プログラミングやサーバ、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、現在、Webサイト「Web担当者Forum」編集長。ビジネスにおけるウェブサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開している。


 今回はグーグルのビジネスオペレーション担当副社長のクリステン・ギル氏が書いた文章から、「意義ある会議」を行うためのルールを紹介します。

会議(打ち合わせ)を意味あるものにするために

 「グーグルは2011年に、これまでにない大規模な人材採用を行うとともに、意志決定のスピードを速めるため、業務を変えていった」というクリステン氏は、「ベンチャー企業のスピードで大企業が仕事を進めるために大切なこと」を、「Think With Google」というグーグル運営サイトの「Think Quarterly」で記事としてまとめています。

 次の会議の進め方の記載は、その中でも冒頭に書かれていたものです。

  • 意志決定のための会議には、明確な意志決定者が参加すること。そうした者が参加できない場合、会議は行うべきではない。
  • 意志決定のための会議は、10人以下の人数で行うこと。
  • 意志決定のための会議では、すべての参加者がアイデアや意見を出すこと。意見のない者は参加するべきではないかもしれない。
  • 会議に参加する者は、必ず時間どおりにその場にいること。
  • 意志決定が必要な場合は、会議の開催を待ってはいけない。意志決定の前に会議が必要ならば、すぐにでも会議を開催する必要がある。

 「よくできた会議は意志決定や問題解決をうながし情報を共有させるものだが、よろしくない会議はモチベーションを下げる時間の無駄である」としたクリステン氏は、意見を集めた上で「会議(打ち合わせ)を効率的にするための提言」をまとめたのです。

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