SNS利用者は、不用品を「友人・知人にシェア」する傾向あり
モノを捨てることにためらいを感じている人はどのくらいいるのだろうか。女性に聞いたところ「ためらいを感じることがある」と答えたのは87%だった。オールアバウトとルーク19調べ。
モノを捨てることにためらいを感じている人はどのくらいいるのだろうか。女性に聞いたところ「ためらいを感じることがある」と答えたのは87%であることが、オールアバウトとルーク19の調査で分かった。抵抗感を覚える理由を尋ねると「いつか使うかもしれないから」(69%)と答えた人がトップ。次いで「記念品・いただきものだから」(41%)といったように、全体的にモノを大切にする傾向がうかがえた。
使わなくなったあと、捨てるのに悩むモノは何だろうか。この質問に対し「衣類」(40%)と答えた人が最も多かった。次いで「家具・家電」(17%)、「アクセサリー」(8%)という結果に。また「流行がきて、いつかは着るかもしれない」といった期待を込めて保管している人も少なくないようだ。
不用品の処分方法
使わなくなったモノをどのように処分しているのだろうか。不用品の処分方法を聞いたところ「リサイクルに売る」(49%)と答えた人が最も多く、以下「地域の不用品回収に出す」(46%)、「有料ゴミとして出す」(40%)、「友人・知人にゆずる」(32%)と続いた。「ゴミとして処分するだけではなく、ちょっとした小遣いの収入源として活用したり、誰かに再利用してほしいという人も多いようだ」(オールアバウト)
処分方法として「友人・知人にゆずる」と答えた人をみると、Twitter・Facebook・mixiなどのSNS利用者が平均37%に対し、SNS非利用者が28%。SNS利用者は非利用者よりも、不用品を誰かにシェアする傾向が高いことがうかがえた。
インターネットによる調査で、全国の女性4889人が回答した。調査期間は2011年12月27日から2012年1月23日まで。
関連記事
- ゴミの山を“宝の山”に……ある会社の方法とは?
毎日のように会社や家庭などから排出されるゴミ。埋め立て処分場に捨てられるゴミの種類を見ると、日本もドイツもそれほど違わないのだが、処分場の構造は異なっている。今回は、ゴミの山をエネルギーの山に変えることに成功した会社を紹介しよう。 - “卓上ルンバ”に吸い寄せられて――『大人の科学』の魅力を探ってみた
レコード盤蓄音機からプラネタリウム、二眼レフカメラ、卓上ルンバに至るまで、さまざまな付録が魅力の『大人の科学マガジン』。どんなコンセプトをもとに付録を制作しているのか。編集長の西村俊之さんに尋ねてみた。 - 年収とSNS利用の相関関係
20〜30代のビジネスパーソンで、SNSを利用している人はどのくらいいるのだろうか。「利用している」(55.6%)人は半数を超えたが、年収でみるとどのような違いがあるのだろうか。DODA調べ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.