コラム
mixi女子ってどんな人?――データから見るペルソナ図鑑:消費者理解コトハジメ(2/3 ページ)
TwitterやFacebookが大躍進する中、存在感が縮小しつつあるmixi。女性の割合が高いサービスとも言われているが、mixiを利用する女性にはどんな特徴があるのか。約3万人の消費行動データを抱える「ぺるそね」での検索結果をもとに分析してみた。
mixi女子ってかなりフツーの女性たち?
職業的には専業主婦が多く(31.3%)、次いで会社員(21.0%)、パート・アルバイト(16.4%)、大学生(9.3%)と続きます。
趣味を見ると、「漫画」「カラオケ」「写真」「テレビゲーム」が女性全体と比較して1.5〜1.6倍。まあ、このあたりは年齢相関もあるのでしょうが、かなりフツーな感じがします。「恋愛・結婚」への興味が高いのは未婚者が多いからということになるのでしょうが、これもフツーかな? あと「ライブ・イベント」への興味が高いのも目を引きます。
情報の入手経路を見ると、「PCサイト」「テレビ」「家族・友人・知人の口コミ」と続きます。また面白いことに、新聞から情報を得る人よりも雑誌から得る人の方が多く、ケータイサイトから情報を得ている人が女性全体と比較して1.8倍くらいいるのも特徴です。
「売れ筋ランキングを買い物の際に参考にする」「自分が周りからどう思われているのかが気になる」というあたりも興味深いですね。もう1つの特徴として、「周囲から一目置かれたい」という項目も全体と比較して高くなっていることを見ても、意外と他者というものを意識しているようです。つまり、「自分だけが周りから浮いてしまうことを極力避けたい」という心理が垣間見えてきました。ちょっとフォロワー的な存在なのかもしれません。