TwitterやFacebook、「配偶者とつながりたくない」が多数派
若者を中心に普及が進む、TwitterやFacebookなどのコミュニティサイト。しかし、配偶者とつながりたいと思っている人は少数派のようだ。NTTレゾナント調べ。
リアルとネットで、顔を使い分けているという人は多いのでは。夫婦の場合、ネット上でどのように付き合っているのだろうか。
NTTレゾナントの調査によると、あるコミュニティサイトを自分も配偶者も利用しているという人に「配偶者とどのような関係にありますか?」と聞くと、mixiやFacebookなどのSNSでは「自分が利用しているものはすべてつながっている(友達やマイミクなど)」が28.8%、「つながっているサービスと、つながっていないサービスがある」が39.5%、「夫婦でつながっているサービスはない」が31.7%と回答が分かれた。
一方、Twitterなどのミニブログ/チャットでは、「自分が利用しているものはすべてつながっている(フォローなど)」が45.9%、「つながっているサービスと、つながっていないサービスがある」が10.2%、「夫婦でつながっているサービスはない」が43.9%と、SNSよりつながっている割合がやや高くなっていた。
年代別に見ると、SNSもミニブログ/チャットも、下の年代になるほどつながっている割合が高くなる傾向にあるようだ。
配偶者とネット上で関わりたくない!?
各コミュニティサイトを「自分は利用しているが、配偶者は利用していない」という人に、「コミュニティサイト上で今後、夫婦でつながりたいと思いますか?」と聞くと、「そう思う」はSNSでは22.0%、ミニブログ/チャットでは28.8%と少数派だった。
多くの人が配偶者とネット上でつながりたくないと思っているようだが、その理由では「お互いのプライバシーを尊重するため」「そのようなサービスを利用しなくてもコミュニケーションが取れているから」「毎日顔を会わせるので、必要ない」といった声が挙がった。
インターネットによる調査で、対象は20〜40代の既婚者1091人。調査期間は2月21日から23日。
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