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4人に1人が働けない時代に? 大学生の就職率:知っておきたいニュースな言葉(3/5 ページ)
リーマンショック後、学生の「就職難」が続いています。大学生の約4人に1人が就職できない状況となっていますが、内定をもらえた学生ともらえなかった学生の間に、どのような違いがあるのでしょうか?
3つの研究が足りない
マコ:そのほか、内定をもらいやすくする方法ってありますか?
大手町:その前に、マコさんが就活をしていたとき「自分に足りないなあ」と思っていたことってあるかな?
マコ::うーん、なんだったかな?
大手町:アンケート結果をみると、半数以上の学生は「働く意欲はある」と答えている。しかし4割前後の学生は「業界」「企業」「仕事・職種」――この3つの研究が足りないと感じているんだ。
マコ:あ、それ分かります! 私もその3つについては“もやもや”していましたから。
大手町:マコさんは今、“もやもや”という表現を使ったけど、この“もやもや”はあまりよくないんだ。自分が働きたいと思っている企業のことがよく分からなければ、志望動機がうまく言えなかったりするからね。
マコ:確かに(反省)。
大手町:また企業も学生を見る目は“節穴”じゃない。企業側が学生に足りないなあと感じていることは「業界」「企業」「仕事・職種」の研究なんだ。なので学生はこの3つを研究して、うまく自分の考えを伝えることができれば、企業にアピールできるんじゃないかな。
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