ロンドン五輪で応援したい選手やチーム、「なでしこジャパン」が一番人気
7月27日から行われるロンドンオリンピック。2011年の女子ワールドカップで優勝したなでしこジャパンを応援する声が多いようだ。電通総研調べ。
7月27日から行われるロンドンオリンピック。日本代表選手も続々と決まってきているが、どのように観戦する人が多いのだろうか。
電通総研の調査によると、ロンドンオリンピックで応援している選手やチームを尋ねたところ、トップは女子サッカーの「なでしこジャパン」で63.7%と断トツ。以下、男子体操の「内村航平」さんが49.7%、男子サッカーの「U-23日本代表」が46.0%、男子水泳100メートル・200メートル平泳ぎの「北島康介」さんが42.7%、男子陸上ハンマー投げの「室伏広治」さんが41.9%、男子テニスの「錦織圭」さんが41.0%で続いた。
観ていて盛り上がるオリンピック競技として、「サッカー」「水泳」「陸上」などが上位にランクインしており、それを反映した順位となった。
普及が進むFacebookやTwitter、mixiなどのソーシャルメディア。「試合を観戦しながらのソーシャルメディア利用」について、前回の北京オリンピックでは「利用した」は5.5%だったが、ロンドンオリンピックでは「利用したい」が15.7%と大幅に増加している。年代別にみると、特に20代では「利用したい」の割合が30.0%と高くなっていた。
ソーシャルメディアに書き込みをしたいと思う時では、「勝利の喜びを分かち合いたい時」「スリリングな試合内容の興奮を伝えたい時」「選手に応援の気持ちを伝えたい時」などが上位だった。
夏季五輪の名場面、「何も言えねえ」の北島選手がトップ
「印象に残っている、過去の夏季オリンピックの名場面」を聞くと、トップは「北島康介選手の2008年北京オリンピック男子競泳100メートル・200メートル平泳ぎ」で58.5%。アテネオリンピックに続いて、2種目で金メダルを獲得し、「何も言えねえ」とコメントしたことが印象に残っている人が多いようだ。
2位は上野由岐子投手の力投で、ロンドンオリンピックから競技種目でなくなる最後の大会で悲願の優勝を果たした「女子ソフトボールチームの2008年北京オリンピック」(53.4%)。3位は34キロ過ぎにかけていたサングラスを沿道の父親に投げ、スパートをかけた「高橋尚子選手の2000年シドニーオリンピック女子マラソン」(47.8%)だった。上位10位のうち8つを水泳と陸上が占めていた。
インターネットによる調査で、対象は20〜69歳の男女1000人。調査期間は2月25日と26日。
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