20代母親の3人に1人、子どもの弁当をネットで公開したことがある
子どもが大きくなってくると、必要になってくることがある弁当。保育園児・幼稚園児には「ウインナー」が一番人気のおかずだったが、年齢が上になると「鶏のから揚げ」が一番人気となっていた。パルシステム生活協同組合調べ。
子どもが大きくなってくると、必要になってくることがある弁当。子どもたちはどのような弁当を好んでいるのだろうか。
パルシステム生活協同組合の調査によると、子どもの弁当を作っている既婚女性に「子どもが好きな弁当のおかず」を尋ねたところ、トップは「鶏のから揚げ」で80.1%。以下、「たまご焼き」が65.1%、「ウインナー(ソーセージ)」「ハンバーグ」がそれぞれ59.9%、「ミートボール」が43.2%、「スパゲティ」が40.3%で続いた。子どもの年齢によって傾向は異なっており、保育園児・幼稚園児では「ウインナー」が一番人気となっていた。
一方、「子どもの弁当作りによく利用しているおかず」では、「たまご焼き」が86.5%でトップ。以下、「鶏のから揚げ」が82.4%、「ウインナー」が77.6%、「ハンバーグ」(63.0%)と順位がやや異なっていた。
特に低年齢の子どもに人気のウインナーだが、飾り切りを子どもの弁当に入れたことがある母親は84.2%。飾り切りの形では「タコ」(80.0%)と「カニ」(55.2%)が突出しており、大きく離れて「チューリップ」(12.3%)、「ハート」(8.4%)、「ウサギ」(7.5%)と続いた。
20代母親の3人に1人、子どもの弁当をネットで公開したことがある
偏食になりがちな子どもだが、「子どもに弁当を残さず食べてもらうための工夫」を聞くと、「子どもの好きな食材を入れる」(61.1%)と「彩りを良くしている」(56.2%)が上位。以下、「おかずがどれも似た味付けにならないようにしている」が34.0%、「子どもが食べやすい大きさにする」が23.3%、「カップやピックなど、子どもが好きな柄が入ったものを使う」が22.1%、「ご飯をおにぎりにする」が20.1%で続いた。
「キャラ弁にしている」という母親も5.1%いたが、作った子どもの弁当をネットに公開したことがある割合は8.9%。母親の年代別にみると、下の年代ほど割合は高くなり、20代では32.4%と3人に1人が公開しているようだ。
インターネットによる調査で、対象は月に1日以上の頻度で子どもに弁当を作っている20〜59歳の既婚女性1000人。調査期間は3月8日から14日。
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