男性はごはん派、女性はパン派――現代朝食事情
1日の活力の源となる朝食。主食として男性はごはん、女性はパンを選んでいる割合が高いようだ。パルシステム生活協同組合連合会調べ。
1日の活力の源となる朝食。どのように食べている人が多いのだろうか。
パルシステム生活協同組合連合会の調査によると、週1回以上朝食を食べる人に「主食で最も食べるもの」を尋ねたところ、「パン類」が51.1%と「ごはん類」の44.2%を上回った。
男女別に見ると、男性ではごはん派(49.2%)がパン派(46.2%)をやや上回っていたが、女性ではパン派(56.0%)がごはん派(39.4%)を大きく上回っていた。年代別にみると、20代以外はすべてごはん派よりパン派が多かった。
「朝食に出てきたらうれしいもの」を聞くと、トップは「たまご(目玉焼き、卵焼き、ゆで卵など)」で66.6%。以下、「味噌汁」が56.8%、「ごはん・おにぎり」が56.7%、「フルーツ」が47.6%、「ウインナー(ソーセージ)」が45.7%で続いた。
ごはん派とパン派で好みが分かれており、「味噌汁」「のり」「納豆」「焼き魚」などはごはん派の支持率が高かったのに対して、「フルーツ」「ヨーグルト」「サラダ」「スープ」などはパン派の支持率が高かった。
4人中3人以上が朝食を食べながらテレビを見ている
「朝食を食べている時に行っていること」では、「テレビを見る」が77.5%と断トツ。以下、「家族と会話する」が36.7%、「新聞を読む」が21.7%、「ケータイやスマートフォンでインターネットをする」が12.7%で続いた。
年代別に見ると、「新聞を読む」は上の年代ほど割合が高くなり、「ケータイやスマートフォンでインターネットをする」は下の年代ほど割合が高くなる傾向にあった。
インターネットによる調査で、対象は週に1日以上朝食を食べる15〜59歳男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は3月19日から23日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
社食レシピ本が425万部! タニタ・39歳社長の素顔
2010年1月に発売されて以来、シリーズ累計425万部という大ヒットを飛ばしている書籍『体脂肪計タニタの社員食堂』。偶然から生まれたヒットを次なる展開につなげようとする、タニタの谷田千里社長にその戦略を尋ねた。
20〜40代の独身に聞く、結婚相手には料理ができてほしいですか?
20〜40代の独身男女で、自宅で料理をしている人はどのくらいいるのだろうか。朝食・夕食を問わず、自炊する頻度を聞いたところ「週5日以上」(31.3%)が最も多く、次いで「週3〜4日」(24.0%)、「週1〜2日」(18.3%)と続いた。マーシュ調べ。
朝食よりも携帯チェックの方が大切? 新社会人の朝時間
この春就職した新入社員は、朝の時間をどのように過ごしているのだろうか。平日、朝起きてから家を出るまでに費やす時間は平均約1時間。その間、朝食にかける時間は13分であることが分かった。大塚製薬調べ。


