なぜ“普通のオトコ”は、なかなか見つからないのか?:仕事をしたら“恋愛のナゾ”が解けてきた(1)(6/6 ページ)
「彼女がほしいのに、なかなかできない」と悩んでいる男性も少なくないはず。会社の女性には声をかけにくいし、飲み会に参加してもなかなか結果がでない。そうした悩みに対し、恋愛マーケティングの専門家に話を聞いた。全3回でお送りする。
西口:「そうそうそうそう」はスピード感だけでなく、共感を求める意味が含まれています。でも男性はこうした会話をあまりしません。男性の会話は、基本的に「問題解決型」。女性の悩みを聞くと、男性は何かアドバイスしよう、問題を解決しようとしてしまう。しかし女性というのは、自分が話していることを、相手にうなずいてほしいだけ。つまり「共感型」なんですよ。女性も男性と話さなければ、やがて共感ばかりを求めるようになる。男性は「説教くさくて、話を聞いてくれない」存在になってしまう。その結果、異性とはコミュニケーションがうまくとれなくなってくるんですよ。
土肥:ますます男女の間で距離が広がっていく感じですね。
西口:これは男女ともに言えることなのですが、まず「出会いの数」を増やさなければいけません。さきほども申し上げましたが、自然な出会いは昔も今もありません。これを待ってはいけない。出会いの数を増やして、「勝ち率」を上げていかなければいけません。「勝ち率」を上げるためには、まず「惚れさせ力」をつけなければいけない。つまりモテるということですね。
土肥:むむ。それは難しいですよ。女性とうまく話せない男性は多いと思うのですが、いきなり「惚れさせ力を身につけよ!」だなんて。西口さんの言葉を聞いて「あー、オレ、もーダメだ」と感じた読者も多いと思いますよ。
西口:いや、いや、ちょっと待ってください。大事なのは「惚れさせ力」よりも、「惚れ力」なんですよ。
土肥:「惚れ力」? それって、何ですか?
(続く)
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