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世界のIT業界の動きが分かる街、バンガロールを訪れてみた遠藤諭の「コンテンツ消費とデジタル」論(3/4 ページ)

世界のIT企業の多くが拠点を置いている、インド南部の都市バンガロール。現地でソニーに勤める武鑓行雄さんによると、「バンガロールにいれば、世界の動きが手に取るように分かる」という。

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 武鑓さんによれば、「バンガロールにいれば、世界の動きが手に取るように分かる」のだそうだ。

 検索エンジンであろうが、eコマースであろうが、ソーシャルメディアであろうが、コンテンツを提供する企業であろうが、インドと無関係であるわけにはいかない。銀行や証券、航空会社から、あらゆる製造業や社会システムを動かしているエンタープライズシステムであっても、およそITと呼ばれるもののかなりの部分が、このバンガロールにたどりつくと言ってもよい。

 ちょうど、シリコンバレーにいるだけでネット業界のトレンドや人材の話まで分かり、ハリウッドに映画に関わる人やお金や技術が集まるというようなことだろう。それらが、そうした情報密度の高い空間の中で集約されることが大切で、それによって、グローバル市場を相手に圧倒的な商品供給力を生み出すことになる。

 バンガロールは、まさにインドのシリコンバレーであり、ITにおけるハリウッドなのだ。コンピュータの世界では今、「クラウド」という抽象化された“天国”のようなところにデータやプログラムが置かれるようになった。しかし、コード(プログラム)は天国ではなく地上で書かれている。そして、世界をドライブするコードのかなり重要な部分が、このデカン高原の南側にある人口840万人の都市で生み出され続けているのだ。

ソニー(Sony India Software Centre)の武鑓行雄さん(左)、バンガロール市内に昨年できた超大型ショッピングセンター(右、写真はほんの端っこ)

2011年に開通した地下鉄(マハトマ・ガンジーロード駅)。車内では無線LANが使える(左)、素晴らしい南インド料理。北インド料理に比べサラリとしていてご飯で食べるのが基本だ(右)

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