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7月の新車販売台数、アクアの好調さが目立つ
日本自動車販売協会連合会などは、7月の新車販売ランキングを発表。トヨタ自動車の「アクア」が4カ月連続で「プリウス」に次ぐ2位にランクインした。
日本自動車販売協会連合会などは8月6日、7月の新車販売台数ランキングを発表した。それによると、トップは14カ月連続でトヨタ自動車の「プリウス」で、販売台数は前年同月比37.9%増の3万3398台。2位はトヨタ自動車が2011年12月に発売したハイブリッド車「アクア」で2万6274台。1位「プリウス」、2位「アクア」の並びは4月以降4カ月連続となっている。
3位はホンダの「フィット」で2万4153台、4位もホンダの軽自動車「N BOX」で2万3090台。N BOXは軽自動車部門では4カ月連続のトップとなっている。ハイブリッド車や小型車が上位に入っている背景にはエコカー補助金の影響があるが、近く終了する見込みであるため、今後の動向が注目される。
メーカーによって前年同月比に大きな差
2011年は東日本大震災の影響で年半ばまで販売台数が大きく落ち込んだことから、7月の新車販売台数は前年同月比36.1%増の32万8543台と、11カ月連続で前年同月比プラス。ただし、震災前の2010年7月(33万3403台)と比べると1.5%減少している。一方、軽自動車の新車販売台数も同40.3%増の18万4582台と9カ月連続で前年同月比プラスで、2010年6月比でも20.5%増と好調だった。
メーカー別に見ると、トヨタ自動車が前年同月比60.0%増、ホンダが同35.6%増と大きく伸ばした一方、マツダは同6.3%減と伸び悩んだ。
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