「給料アップ見込みなし」は57.5%――男女で違う傾向が
自分の年収は今後も上がらないだろうなあ、と思っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜49歳のビジネスパーソンに聞いた。オリックス生命保険調べ。
自分の年収は今後も上がらないだろうなあ、と思っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜49歳のビジネスパーソンに聞いたところ、全体の57.5%は「年収は上がらないだろう」と回答していることが、オリックス生命保険の調査で分かった。
「年収は上がらないだろう」という人をみると、男性は20代が40.8%、30代が46.5%、40代が62.5%と年代が上がるほど上昇した。一方の女性は20代が最も多く70.5%。30代(59.4%)、40代(66.4%)よりも多かった。
“四低男子”がモテる?
節約できる人、気前のいい人について、どのように感じている人が多いのだろうか。「節約できる異性に好感がもてる(非常に+やや)」という男性は84.8%、女性は81.0%。「気前がいい異性に好感がもてる」は男性が64.8%、女性が67.8%。給料がなかなか上がらない時代の影響を受けてか、気前のいい人よりも節約できる人のほうに軍配があがった。
また「家事や家計の管理などを自分でできる男性に好感がもてる」という女性は76.8%。「安定した職業についている男性に好感がもてる」女性は95.2%。「女性が結婚相手に求める条件として、バブル期には三高(高学歴、高収入、高身長)という言葉が流行したが、その後は三低(低姿勢、低依存、低リスク)という言葉が生まれた。今の時代は三低に、節約できる男を加えた“四低男子”がモテるのかもしれない」(オリックス生命保険)としている。
インターネットによる調査で、20〜49歳の男女1000人が回答した。調査期間は7月13日から17日まで。
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