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知ってますか? 東京駅の意外な歴史知っておきたいニュースな言葉(4/4 ページ)

復原工事をしていた東京駅が、“新たな顔”としてスタートする。通勤などで東京駅を利用している人は多いと思うが、東京駅の歴史を知っている人は少ないのでは。そこで営業を開始した大正時代にスポットを当て、東京駅がどのように設計されたのかを紹介しよう。

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大正時代のデザインに復原

マコ:東京駅の歴史って、おもしろいですねー。資料によると、1914年(大正3年)に、営業をスタート。そのときに駅名を「東京駅」にしたんですね。もし「東京中央駅」になっていたら、「大阪中央駅」「名古屋中央駅」になっていたかもしれない。

 ええと……1923年(大正12年)に関東大震災が起きるけど、東京駅に大きな被害はなし。だけど1945年(昭和20年)には空襲によって、駅の屋根などが焼失してしまうんですねえ。悲しい……。

大手町:でも2年後の1947年(昭和22年)には、2階建ての駅舎が完成したんだ。

マコ:そして10月1日には、大正時代のデザインに復原されるんですね。駅の中に「東京ステーションホテル」ができるんですか? 素敵すぎますー。

大手町:東京ステーションホテルは東京駅が開業した翌年(1915年)にオープンしたんだ。小説の舞台にもたびたび登場する、ちょっと有名なホテルだね。

マコ:大手町先輩ったら、私を誘ってますか? 東京駅で朝を迎えようだなんて……。

大手町:な、なにを言ってるんだ。そ、そんなこと言ってないし、えーと、えーと(大汗)。

東京駅の主な年表

出来事
1872年(明治5年) 新橋〜横浜に鉄道が開業する
1889年(明治22年) 「市区改正設計」告示により、中央停車場の建設が始まる
1903年(明治36年) F.バルツァーが中央駅の設計案を提出する
1903年(明治36年) 辰野金吾に設計が依頼される
1910年(明治43年) 辰野金吾が最終案を提出する
1914年(大正3年) 「東京駅」と名称を改め、営業を開始する
1923年(大正12年) 関東大震災が起こる(駅舎は特に被害なし)
1945年(昭和20年) 空襲による火災により、屋根などが焼失する
1947年(昭和22年) 3階建ての駅舎が2階建ての駅舎として完成する
1964年(昭和39年) 東海道新幹線が開業する
2003年(平成15年) 国の重要文化財に指定される

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