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「定年までの見通しは明るい」という50代は、わずか18.2%(1/2 ページ)
定年まで将来の見通しは明るい、と感じている人はどのくらいいるのだろうか。会社で働く50代の人に聞いたところ「定年まで明るい」と答えたのは2割を下回った。日本マンパワー調べ。
定年まで将来の見通しは明るい、と感じている人はどのくらいいるのだろうか。会社で働く50代の社員に聞いたところ「定年まで明るい(少しを含む)」(18.2%)と答えたのは2割を下回っていることが、日本マンパワーの調査で分かった。また「定年後は明るい(少しを含む」と答えたのは、さらに少なく15.9%にとどまった。
この結果について、日本マンパワーは「今後の昇進可能性が低くなっていたり、役職定年を控えて職位の下がる未来があったり、昇進・昇格上のマイナスイメージがわいていることが考えられる。また昇給面についても、年齢で昇給の上限が設けられていたり、役職定年などから給与の一部カットが予定されていたりするので、多くの50代は『将来の見通しは暗い』と考えているのだろう」と分析した。
定年まで今の会社で働きたいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。68.9%の人が「定年まで今の会社で働き続けたい」と回答。「定年後も働き続けたい」(57.3%)という人も半数を超えたが、そのことを家族に相談したことがある人(30.6%)は3割にとどまった。
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