コラム
いいね!に依存していませんか? 他者からの評価不安症のあなたへ(2/2 ページ)
私たちは他者からの「評価」を過剰に気にする時代に生きています。定量的に表示される「いいね!」数がすなわち、人とのつながり度合いを示すものとみなす傾向性が強まっています。私はそんななかで、次のメッセージを伝えたいと思います。
岡本太郎さんの言葉
補強として、岡本太郎さんの言葉を記します。
「人に認められたいなんて思わないで、己を貫くんだね。でなきゃ、自分を賭けてやっていくことを見つけることはできないんだ」
「相手に伝わらなくてもいいんだと思って純粋さをつらぬけば、逆にその純粋さは伝わるんだよ」
「他人が笑おうが笑うまいが自分で自分の歌を歌えばいいんだよ」
「ひとつ、いい提案をしようか。音痴同士の会を作って、そこで、ふんぞりかえって歌うんだよ。それも、音痴同士がいたわりあって集うんじゃだめ。得意になってさ。しまいには音痴でないものが、頭をさげて音痴同好会に入れてくれといってくるくらい堂々と歌いあげるんだ」。
──以上『強く生きる言葉』より。(村山昇)
関連記事
- 「キャリアはある意味、行き当たりばったりでいい」――キャリア教育を再考する
「キャリアデザイン」なる概念が矮小化する流れにあるように感じる。そこに「プロフェッショナルシップ」という新概念を持ち込んで、キャリア教育について少し考えてみたい。 - 震災直後は落ち込んだけど……お稽古・習い事市場は回復基調
矢野経済研究所の「お稽古・習い事市場に関する調査結果」によると、2011年度の市場規模は1兆6365億円であることが分かった。震災直後は厳しかったが、秋以降は回復基調になったという。 - 若手が選ぶ「20代で読んでおきたい本」、1位は『マネジメント』
若手ビジネスパーソンに「20代で読んでおきたい本」を聞くと、トップはピーター・F・ドラッカー著『マネジメント - 基本と原則』だった。インテリジェンス調べ。
関連リンク
Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.