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現在恋人がいない人は7割――20〜30代の恋愛事情に迫る:これからのことがよく分かるコラム(2/4 ページ)
「彼女ができない……どうしてだろう」と嘆いている人も多いのでは。「草食系」といった言葉が使われる昨今、20〜30代の恋愛事情はどのようになっているのか。リクルート ブライダル総研の鈴木直樹所長が分析した。
「恋人がいない」が過半数
リクルート ブライダル総研が20〜30代の独身男女(2000人)に調査を行いました。現在つきあっている恋人がいますか? という質問に対し「現在付き合っている人がいる」と答えた割合は28.8%という結果に。裏を返すと、実に70%の人は「恋人がいない」ということになります。
また「恋人がいない」と答えた70%の人に、恋人がほしいですか? と聞いたところ「はい」という人は約57%。「どちらとも言えない」を入れると約80%になります。
以上の結果から、独身の多くが「恋人はほしいと思っているものの、実際には恋人がいない」状態であることが分かりました。では「恋人がいる人」「恋人がいない人」を分ける要素は何でしょうか。なぜこのような違いが生まれているのかを確認してみます。
恋人がいない理由は「異性との出会いがない」から
ブライダル総研が、適齢期の独身男女(2478人)に話を聞きました。日常的に話をするような異性との出会いがありますか? と尋ねたところ「出会いがある」と答えた男性は16.6%、「出会いがない」は55.7%。一方の女性で「出会いがある」と答えたのは19.7%、「出会いがない」が57.6%でした。男女ともに半数以上の人が「異性との出会いがない」と思っているようです。
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