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現在恋人がいない人は7割――20〜30代の恋愛事情に迫る:これからのことがよく分かるコラム(3/4 ページ)
「彼女ができない……どうしてだろう」と嘆いている人も多いのでは。「草食系」といった言葉が使われる昨今、20〜30代の恋愛事情はどのようになっているのか。リクルート ブライダル総研の鈴木直樹所長が分析した。
現在恋人がいる人と異性との出会いの有無の関係性を見てみたところ、男女ともに「出会いがある」が最も多く、次いで「どちらとも言えない」「出会いがない」と続きました。異性との出会いがある人のほうが「恋人がいる割合が高い」ということですね。では、出会いがある人とない人にはどんな違いがあるのでしょうか。
恋人との出会いのきっかけ
「恋人はほしいけど、出会いがない」といった声を聞いたことがある人も多いでしょう。ところで「出会い」はどこにあるのでしょうか。現在恋人がいる人に彼氏・彼女と出会ったきっかけを、異性との出会いの有無別にと見てみましょう。
- 「恋人がいる」&「異性との出会いがない」=恋人との出会いのきっかけは「同じ会社や職場」(29.6%)
- 「恋人がいる」&「異性との出会いがある」=恋人との出会いのきっかけは「同じ会社や職場」(20.8%)
上記の2つを比較すると、「異性との出会いがない」と答えた人の恋人との出会いのきっかけは「同じ会社や職場」が最も多く、「異性との出会いがある」と答えた人よりも8.8ポイント高くなっています。
また「恋人がいる」「異性との出会いがある」という人については、出会いのきっかけが「サークルや趣味・習い事の活動を通じて」「友人の紹介」がともに18.6%と2位で(「同じ会社や職場」が1位)、異性との出会いがない人と比較すると「サークルや趣味・習い事の活動を通じて」「友人の紹介」のスコアがそれぞれ8.4ポイント、4.5ポイント高くなっています。
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