世界に誇れる日本企業は? 20〜50代のビジネスパーソンと60代の男女に聞いたところ「トヨタ自動車」(58.0%)と答えた人が最も多いことが、与信管理サービスを提供するリスクモンスターの調査で分かった。次いで「ソニー」(43.2%)、「本田技研工業(ホンダ)」(39.5%)、「パナソニック」(35.6%)、「日産自動車」(33.5%)、「キヤノン」(32.0%)、「東芝」(28.9%)と続いた。
業種別にみると、自動車製造業3社(トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車)、電気機械・器具製造業8社(ソニー、パナソニック、キヤノン、東芝、日立製作所、富士通、シャープ、ニコン)、化学工業2社(富士フイルム、資生堂)、その他製造業5社(ブリヂストン、任天堂、TOTO、味の素、三菱重工、ヤマハ)という結果に。製造業がトップ20のうち19社を占め、「日本の製造業が有する高品質・技術力に対する信頼性が表れた結果となった」(リスクモンスター)。
世界に誇れる日本企業に重視するイメージ
世界に誇れる日本企業は? と聞かれ、なぜその企業を挙げたのか。理由を聞いたところ「技術力があるから」「開発力があるから」「世界シェアが高いから」といった答えが目立った。
また世界に誇れる日本企業に重視するイメージを聞いたところ、「技術力」(62.6%)と答えた人が最も多かった。次いで「製品・商品の品質」(52.5%)、「世界シェア」(35.8%)、「安定性」(30.8%)、「誠実さ」「独創性」(いずれも28.7%)と続いた。
インターネットによる調査で、20〜60代の男女1000人が回答した。調査期間は2月25日から27日まで。
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