“公務員になりたい”と思ったことがある就活生に聞く、公務員のメリットは?
2014年4月入社を希望する大学生(大学院生を含む)で、“公務員になりたい”と思ったことがある人はどのくらいいるのだろうか。全体の36.9%が「公務員になりたいと思ったことがある」と答えた。レジェンダ・コーポレーション調べ。
2014年4月入社を希望する大学生(大学院生を含む)で、“公務員になりたい”と思ったことがある人はどのくらいいるのだろうか。全体の36.9%が「公務員になりたいと思ったことがある」と回答。文・理系別にみると、文系44.8%に対し、理系は31.4%であることが、レジェンダ・コーポレーションの調査で分かった。
公務員になりたいと思ったことがある学生に、どんな職種に就きたいのかを聞いたところ「市役所・区役所職員」(66.2%)が断トツ。次いで「都道府県庁職員」(39.6%)、「官公庁職員」(38.6%)、「教育職員」(16.4%)、「警察官」(12.1%)と続いた。文・理系別でみると、文系は「市役所・区役所職員」(文74.8%、理57.7%)、理系は「官公庁職員」(文32.0%、理45.2%)「都道府県庁職員」(文35.0%、理44.2%)と答えた学生が多かった。
また公務員になりたいと思ったことがある学生に、公務員のメリットを尋ねたところ「リストラされない」(49.3%)がトップ。以下「倒産することがない」(40.6%)、「長く勤められる」(33.3%)、「勤務地が変わらない」(23.2%)、「国・地域に貢献できる」(22.7%)という結果に。ちなみに「働いている人が魅力」(0.0%)と答えた学生は、誰もいなかった。
インターネットによる調査で、2014年4月入社を目指している大学生・大学院生561人が回答した。調査期間は3月22日から28日まで。
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