たった半年の勉強で――初めてのTOEIC受験で885点が取れた!:半年でTOEIC800点をとる方法(1/4 ページ)
あなたはTOEICの試験を受けたことがありますか? 長い間勉強を続けていてもスコアがなかなか上がらないという人もいるのではないでしょうか。1日1時間の勉強で885点を取った杉浦氏が、TOEIC初受験までの時間の使い方や勉強法を紹介します。
集中連載「半年でTOEIC800点をとる方法」について
本連載は、ムリやムダのないTOEIC勉強法を具体的に紹介する本として10万部を突破した、杉村健一氏著、書籍『ただのサラリーマンが時間をかけずに半年でTOEICテストで325点から885点になれたラクラク勉強法』(アスコム刊)から一部抜粋しています。
――勉強する時間がない。というか、あまり勉強したくない。特に土日は遊びたい。結局、ラクにしかも早く点数を上げたい。リスニングが全然聞き取れないうえ、英文を読むのが遅すぎる。良い参考書で効率的に勉強したい――。こんな人は、決して少なくないでしょう。
著者の杉村氏は英語が苦手で嫌いな上、海外経験もゼロ。しかも40歳以上。スキマ時間の活用法や目標の設定など、40代からでも決して遅くない、TOEICのスコアアップのための効率的な方法が満載の1冊です。
著者プロフィール:
杉村健一(すぎむら・けんいち)
1965年、愛知県生まれ。二流私大卒のアラフィフ凡人サラリーマン。海外経験ゼロ、仕事で英語を使わない、外国人の友人もいないという、普段はまったく英語を使わない生活をしてきた。
英語に関してはズブの素人で、勉強開始当初はリスニングはまったく聞き取れず、中学レベルからやり直すほど英語が苦手だった。しかし、わずか半年後の受験で885点、さらに2カ月の勉強で925点を獲得。
現在は、友人や後輩を実験台にTOEICテストのテクニックや勉強法、参考書などを研究中。
1日1時間の暇つぶしで885点をゲット!
僕が初めてTOEICを受けたのは5年前ですが、特にきっかけや必要性があったわけではありません。何となく英語ができないコンプレックスを感じていたことと、電車での通勤時間がもったいなく感じていたので、「試しにTOEICでも受けてみるか」という、実に気楽な理由でした。
このため、頑張って勉強する気は全然なく、実際にもたいしてやっていませんでした。通勤時間の暇つぶしで勉強しただけで、勉強時間を平均すると1日1時間位だったと思います。
家で勉強することは、試験直前に模試本を解く以外はあまりなく、勉強のほとんどは通勤時間でした。
しかし、半年後に受けた初めてのTOEICでは、885点(リスニング470点/リーディング415点)を取ることができたのです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
やはり英語は必要なのか? 日本人にとっての壁
「英語がうまく話せない。なんとかしなければ」と思っている人も多いのでは。「社内公用語は英語」「グローバル化が加速」といった言葉を目にするが、ビジネスパーソンにとって英語はどこまで必要なのだろうか。
英語で話しかけられたら、どんな反応をしますか?
「人材のグローバル化」「社内公用語は英語」といった動きがあるが、このことに焦りを感じている人はどのくらいいるのだろうか。20〜40代の男女に聞いたところ「焦りを感じる」と答えた人は57.5%だった。ロゼッタストーン・ジャパン調べ。
企業が求める英語力と、ビジネスパーソンの英語力に“差”
企業のグローバル化が進んでいるが、どのくらいの企業が英語のできる人材を求めているのだろうか。2005〜2012年の間に転職サイト「DODA」に寄せられた求人をもとに調べた。
5人に1人が「現在、勉強中」――ビジネスパーソンの“資格取得”事情
資格取得のために勉強しているビジネスパーソンはどのくらいいるのだろうか。「現在、勉強している」人は20.8%であることが分かった。労務行政研究所調べ。
出社時のあいさつ、「Hello!」と「Hi!」はどちらが良い?
日本人の英語を知りつくしたベストセラー英語教師、デイビッド・セインさんによる新連載「ネイティブに伝わるビジネス英語」がスタート。第1回は朝の出社編です。
原稿を編集者になくされた赤塚不二夫のひとこと
赤塚不二夫の原稿をなくしてしまった編集者。しかし、翌日には原稿を印刷所に渡さなければなりません。大変な状況にもかかわらず、赤塚不二夫はまったく怒ることなく「ネームがあるからまた描ける」と言い、さらに何と言ったのでしょうか?
帝国ホテルに学ぶ「2杯目のグラスを置く場所」
帝国ホテルのおもてなしの姿勢は群を抜いています。あるドアマンは常連客約1000人の顔と名前、乗っている車の車種や運転手までも覚えているそうです。そんな究極のサービスを提供する帝国ホテルの、なぜか相手の心をわしづかみにする人の習慣をご紹介しましょう。
AKB48の第一章は終わった……では第二章は?
2012年5月、インドネシアのジャカルタでJKT48が初公演を行った。専用劇場もオープンし、公演がものすごく盛り上がっているという。なぜ、AKBの海外進出はインドネシアからだったのだろうか? 秋元氏に聞いた。

