消費税が増税されたら、夫の小遣いどうする?
消費税の増税によって「夫の毎月のお小遣い額」を変えようと思っている人はどのくらいいるのだろうか。30歳以上の既婚者に聞いた。旭化成ホームズ調べ。
消費税の増税によって「夫の毎月のお小遣い額」を変えようと思っている人はどのくらいいるのだろうか。30歳以上の既婚者に聞いたところ「現状維持」と答えた人が71.9%、「下げるべき」が19.2%であることが、旭化成ホームズの調査で分かった。昨年に行った調査結果と比べ、「現状維持」と答えたのは6.1ポイント増加したが、「下げるべき」は11.0ポイントも減少した。また「上げるべき」と答えたのは、前回の4.0%から8.9%に上昇。この結果について、旭化成ホームズは「アベノミクスによる景気回復への期待が、夫の小遣い額にもプラス材料になっているのかもしれない」としている。
消費税の増税によって、家計で見直しが必要なものは何だろうか。この質問に対し「公共料金」(58.0%)と答えた人が最も多く、次いで「食費」(56.7%)、「外食の回数」(55.1%)と続いた。最も少なかったのは「子どもの習い事や塾などにかけるお金」(5.8%)だった。「食費や娯楽、生活必需品を見直しても、子どもの教育については極力投資を減らしたくないという両親の姿勢がうかがえた」(同)
消費増税前に買っておきたい商品やサービス
消費税増税が施行される前に、なるべく早く買っておきたい商品やサービスを聞いたところ、30〜50代では「住宅」(40.7%)、「クルマ」(34.4%)、「白物家電」(28.0%)、「PC」(21.1%)、「黒物家電」(20.7%)が上位に並び、前回の順位とほぼ同じ。60代以上をみると、前回は「PC」「白物家電」「クルマ」と答えた人が多かったのに対し、今回は「住宅」「白物家電」(いずれも28.8%)、「クルマ」(27.5%)、「PC」(22.9%)、「旅行・レジャー」(18.2%)という結果に。各年代で「住宅」や「クルマ」など、高額商品を優先的に購入したい意向がうかがえた。
インターネットによる調査で、30歳以上の既婚者858人が回答した。調査期間は5月30日から31日まで。
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