ハリウッド映画に登場する「忍者」は、なぜ韓国人が演じているのか:窪田順生の時事日想(3/3 ページ)
「韓国にも忍者がいる」と聞いても、そんなバカなと思う人も多いだろう。いや、韓国にも忍者がいる、というよりもそもそも「忍者」のルーツは朝鮮半島だ、と訴える人たちがいる。またまたご冗談でしょ、と思っていたら、彼らは大マジメなのだ。
ニンジャといえばコリア
仮に、秦氏の末裔だとしても彼らが帰化したのは283年。そこから1000年以上経過して誕生した忍者を、「オレたちが考えた」と言い張る感覚は、やはり日本人には理解し難い。
だが、そういうことを言っていても友好関係は築けない。『テコンV』の例もあるので、分かってもらえる時もくるかもしれない。
『テコンV』とは、1970年代に流行した韓国のロボットアニメで、「竹島の守護神」ということらしいが、誰がどう見ても、『マジンガーZ』にしか見えないと放映当時からいろいろな意味で話題になった。
そんな“疑惑のロボット”の像が竹島に置かれることになった、と『朝鮮日報』が報じたが、計画が頓挫しているらしい。
理由は、『テコンV』をリアルタイムで知らない韓国の若い世代がネットで『マジンガーZ』と見比べ、「こりゃやっぱりパクってるじゃん」となったからだとか。
心配なのは、「いや、実はマジンガーZも韓国が起源だった」とか言い始めることだ。なぜかというと、彼らは「嘘も百回繰り返せば真実になる」ということをよく知っている。
従軍慰安婦問題で分かるように、米国では韓国のロビー活動が活発だ(関連記事)。断言しておくが、このまま放っておけば間違いなく、「ニンジャといえばコリア」とか言い出す。
日本の軍国主義から竹島を守るため、韓国忍者が活躍する、なんてアクション映画が制作されるかもしれない。
ま、つくらせて思いっきり笑う、というのもひとつの手かもしれないけれど。
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