あなたの「ときめき度」は何点? 日本人の恋愛エネルギーが見えてきた:博報堂・吉川昌孝のデータで読み解く日本人(2/4 ページ)
博報堂生活総合研究所は、昨年秋より「ときめき度」を測定しています。ちなみに2013年春のときめき度は46.0点。いつもは数字中心に発表している「ときめき度」ですが、今回はひとりひとりの回答に踏み込みました。テーマは、日本人の恋愛エネルギー。
ときめき上手な女たち
さて、肉食草食はさておき、実際、男女でときめき度を比較すると、女性が男性を大きくリードしています。2013年の6月の数字で言うと、男性43.6点に対し、女性52.7点と9ポイント以上の差がついてます。先ほどの肉食系の自由回答からも、女子は“コクる”ことで自分でときめき度を上げて、男子は“コクられる”ことでどぎまぎしているようですね。さらに、年代ごとに男女比較をしてみると…。
20代 男45.4点 < 女56.1点
30代 男45.0点 < 女53.4点
40代 男41.5点 < 女47.2点
50代 男41.0点 < 女50.5点
60代 男45.0点 < 女56.9点
全年代で女性上位でした。自ら動いてときめきをゲットしている感のある女性たち。どうも男性よりずっとときめき上手のようですね。女性の「ときめき度」の理由を見ると「子供の成長」や「日々の変化」などにときめきを感じている声が目立ちます。男性よりも女性のほうが日常生活のささいなことでもドキドキしたりワクワクしたりすることに敏感と言えるかもしれません。4月に発表した生活インデックスレポート生活感情編でも、女性のときめき上手をレポートのポイントのひとつにしています。(2013年4月18日生活インデックスレポート生活感情編参照)
次に、年代別に見た時に今回注目したいのはなんといっても60代です。60代女子は年代層別1位のときめき度。60代男子も男性の中では20代に次ぐ2位のときめき度。女性上位の傾向は60代でも変わりませんが、年代で見れば男女とも60代はときめき上手のようです。それぞれ何でときめいているのか? ちょっと意外な60代のドキドキ・ワクワクの中身を見てみましょう。
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