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対馬に韓国資本をもちこむ「エージェント」ってナニ?窪田順生の時事日想(3/3 ページ)

長崎県の対馬がキナ臭いことになっている。広大な森林が競売入札となり、韓国など外国の業者が買うんじゃないかとちょっとした騒ぎに。結局は対馬市が購入することになったが、問題はこれで“解決”したのだろうか。

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韓国依存の「経済」から脱却

 時には、ハングル溢れる店内に居心地が悪くなって帰ってしまう日本人もいるというが、しかたがないと考えている。「対馬が韓国に侵略される」という本土からの声は、その場で生きていく人たちにとっては、外野からの声に過ぎない。

 「エージェント」やこのような「親韓」の人々がけしからん、というのなら、法律だとか愛国心がどうしたとかいうので縛るのではなく、韓国依存の「経済」から脱却しなくてはいけない。いや、韓国資本が入ったっていい。ただ、それ以上に日本の資本も入って守るべきところは守らなくてはいけない。

 といっても、ありきたりのことでは、もはや対馬経済の復活はない。仮に「星野リゾート対馬」がオープンしたって、島に落ちるカネは限定的だ。

 となると、ここはやはりカジノしかないのではないか。このコラムでも前に述べたように、カジノはてっとり早く、産業と観光を活性化させる(関連記事)。対馬にカジノリゾートをつくれば、韓国以外の外国人観光客も訪れるし、カネまわりのいい日本人だって来る。税収が上がれば、対馬の豊かな自然という「観光資源」も守ることができる。

 幸い、アベノミクスでカジノがいよいよ本格的に動き出す。ふざけた案だと一蹴する前にちょっとマジメに検討してみてはどうだろう。

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