『あまちゃん』『半沢直樹』を見て、行動に変化はありましたか?
今年の大ヒットドラマ、『あまちゃん』と『半沢直樹』。それぞれのドラマを見ている人に、ドラマがきっかけで変化した行動を聞いた。カルチュア・コンビニエンス・クラブ調べ。
今年の大ヒットドラマ、『あまちゃん』と『半沢直樹』。それぞれのドラマを見ている人に、ドラマがきっかけで変化した行動を聞いたところ『あまちゃん』『半沢直樹』ともに「家族で会話が盛り上がるようになった」(『あまちゃん』43.5%、『半沢直樹』34.7%)が最も多いことが、カルチュア・コンビニエンス・クラブの調査で分かった。
『あまちゃん』の2位は「朝早く起きるようになった」(15.0%)、『半沢直樹』の2位は「日曜日の夜は家にいるようになった」(26.4%)。「家族間の会話がなくなりつつある昨今、大ヒットのドラマが家族のコミュニケーション活性化につながる社会現象を起こしていることがうかがえた」(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)。また3位には「普段、話さなかった知人・同僚と話すようになった」(13.5%、13.1%)がランクイン。ドラマを通じて、新たなコミュニケーションも生まれているようだ。
決めゼリフを使ったことがある人
今年の流行語になりつつある『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」と、『半沢直樹』の「倍返しだ!」。このセリフを使ったことがある人はどのくらいいるのだろうか。ドラマを見たことがある人に聞いたところ、どちらも6割近くが実際に使っていることが明らかに。
またそのセリフを使えっているシーンを尋ねると、「じぇじぇじぇ」は「自宅」(60.9%)がトップ。次いで「職場・学校」(26.4%)、「メール」(20.9%)と続いた。一方の「倍返しだ!」についても「自宅」(45.6%)がトップ。次いで「職場・学校」(26.4%)、「頭の中」(23.6%)と続いた。
インターネットによる調査で、16〜69歳の男女1255人が回答した。調査期間は8月23日から24日まで。
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