SNSでシェアしたい情報、ニュースよりも友達のつぶやき:まとめサイトの存在感大きく(1/2 ページ)
話題を誰かと共有したいという欲求はSNSの普及によって簡単になってきた。では、どのような情報源を信用し、情報を拡散しているのだろうか? 電通PR調べ。
ネット上のさまざまな情報をまとめた「まとめサイト」。この情報はどの程度信頼され、拡散されているのだろうか。電通パブリックリレーションズが実施した動向調査によれば、およそ4人に1人が「まとめサイト」の情報を拡散していることが分かった。
ネット上でシェアしたことのある話題が掲載されていたサイトはどこかと尋ねたところ、最も多かったのは「友達のブログやSNS、Twitter」(60.8%)だった。以下、「ニュースサイト・ニュースアプリ」(57.8%)、「ポータルサイト」(53.7%)、「動画共有サイト」(48.8%)と続く。「まとめサイト」を挙げた人は27.8%だった。男女別にみると、男性はメディアの情報をシェアすることが多く、女性はクチコミ情報をシェアすることが多い傾向にある。
情報の信ぴょう性確認の手段の1つとして、どのようなサイトに情報が掲載されているのかを確かめるというものがある。実際に、どのようなリンクが貼ってあったらシェアするのかと聞くと「新聞社サイト」(38.0%)、「Yahoo!ニュース」(34.8%)、「ブログ記事」(30.3%)が上位にならんだ。一方で「2ちゃんねるのまとめサイト」(22.2%)、「NAVERまとめ」(20.0%)、「その他まとめサイト」(14.2%)という回答もあった。
同社シニアコンサルタントの細川一成さんは「今回の調査では、まとめサイトが信頼性、口コミ波及力の強さの両面において存在感を持つことが確認された。スマートフォンやタブレット端末、キュレーションアプリの普及がこの傾向を後押しする」とコメントする。
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