調査リポート
SNSでシェアしたい情報、ニュースよりも友達のつぶやき:まとめサイトの存在感大きく(2/2 ページ)
話題を誰かと共有したいという欲求はSNSの普及によって簡単になってきた。では、どのような情報源を信用し、情報を拡散しているのだろうか? 電通PR調べ。
ネットで知った情報は、さらに詳細を検索する
ニュースや情報を知った後に、その詳細をさらに知るために検索するかどうかを情報源ごとに聞いたところ、「テレビ」では94.2%が、「新聞」では80.1%が、「インターネット」では97.8%が「検索することがある」と回答した。特にインターネットでは、「よくある」と答えた人の割合が38.3%と他の2媒体よりも高いのが特徴的だ。
インターネットを使った調査で、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県に住む、ソーシャルメディア上で「ニュース」や「話題」のリンクを拡散した経験のある15歳以上の男女600人が対象。調査時期は2013年3月。
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