検索
コラム

回数券だけじゃない! 電車賃を節約する方法(東京メトロ編)マネーの達人(1/2 ページ)

電車賃を安くするために回数券を利用する人がいますが、期限内に使い切れずかえって無駄になることもあるようです。それに比べ、PASMOやSuicaなどの電子乗車券は精算の手間もかからず有効期限もないので便利です。今回は、東京メトロの電車賃を安くする方法を紹介します。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
マネーの達人

 電車賃を安くする方法と言えば、回数券を思い浮かべる人が多いかと思います。平日回数券や時差回数券、土日回数券と割引率が異なる回数券がありますが、期限内に使い切れず無駄になることもあるようです。それに比べて、PASMOやSuicaなどの電子乗車券のほうが精算の手間もかからず有効期限もなく使い勝手がいいので、多くの人に利用されています。

東京メトロの電車賃を安くする方法

 この電子乗車券にひと手間加えると、東京メトロの電車賃を安くすることができます。

 方法は簡単。東京メトロが発行しているクレジットカードの「To Me CARD」を申し込み、乗車ポイントプログラムの「メトロポイントPlus」に登録するだけです。申し込みや登録の手続きは、多機能券売機、またはTo Me CARD専用サイトからその場でできます。


(出典:東京メトロ To Me CARDのページより)

 メトロポイントPlusに登録すると、平日の定期券区間外で乗車すると1回10円相当、土日、祝日などの休日に乗車すると1回20円相当のポイントが加算されます。ゴールドカードの加算ポイントはそれぞれ倍になります。

 加算されたポイントはPASMOへチャージできるほか、ANAのマイルや楽天スーパーポイント、nanacoに移行することができます。電子乗車券の便利さを残したまま割引を受けることができ、乗車の曜日や利用運賃によっては、回数券よりも割引率が高くなる場合もあります。

 乗車ポイントは、東京メトロ乗車のほかに、以下のような方法で貯めることができます。

1.電子マネーを利用して貯める

  • 店舗での利用:200円につき1円相当(還元率0.5%)
  • 自動販売機での利用:100円につき1円相当(還元率1%)

2.クレジットカードを利用して貯める

  • オートチャージ:1000円につき5円相当(還元率0.5%)
  • 定期券購入:1000円につき10円相当(還元率1%)
  • 提携先での利用:1000円につき10円相当(還元率1%)
  • その他の利用:1000円につき5円相当(還元率0.5%)
(オートチャージ=PASMOの残額が一定金額以下になると自動的にチャージされる仕組み)

 年会費は2100円ですが、初年度は無料(ゴールドカードは10500円)。オートチャージを含むショッピングの利用合計が1年間で50万円以上の場合は、翌年の年会費が無料になります。東京メトロをよく利用する人にはお勧めのクレジットカードです。

       | 次のページへ

copyright (c) "money no tatsujin" All rights reserved.

ページトップに戻る