平均年収1000万円超の働く女性が選ぶ、女性が働きやすい企業
女性が働きやすいと思う企業はどこだと思いますか? 平均年収1000万円超の働く女性に聞いた。ビズリーチ調べ。
女性が働きやすいと思う企業はどこだと思いますか? 平均年収1000万円超の働く女性に聞いたところ「資生堂」と答えた人が最も多く、次いで「P&G Japan」「ベネッセコーポレーション」であることが、ビズリーチの調査で分かった。
「資生堂」と答えた人に、その理由を聞いたところ「既に女性役員が生まれている上、女性の意見を取り入れようとしている」(50代、運輸/部長クラス)、「役員の理解が浸透していると思う」(50代、メーカー/部長クラス)といった声があった。
「P&G Japan」と答えた人からは「子供を持つ女性管理職が多いイメージがある。合理的に仕事をしようとする雰囲気を感じる」(30代、メーカー/係長クラス)、「女性が活躍する組織づくりに対するコミットメントをトップがはっきりと出しているから」(40代、メーカー/課長クラス)、「ベネッセコーポレーション」と答えた人からは「女性のライフステージの変化に対応できる働き方が環境として用意されているイメージがある」(40代、マスコミ/役員クラス)などの意見があった。
4位以下は「日本IBM」「ワコール」「公務員(大学職員含む)」「リクルートホールディングス」「グーグル」「ジョンソン・エンド・ジョンソン」「日産自動車」という結果に。
調査結果について、同社の南壮一郎社長は「女性が働きやすい企業として女性管理職の登用割合が多い企業が上位を占めた。国内の企業では役員や課長クラス以上の管理職に就く女性の占める平均は11%ほどに対して、上位3社は25%以上と倍の割合を占めている。既に数字として見てとれることができ、優秀な女性に長期的に活躍してもらうための環境が整備されていることが評価されたのだろう」とコメントした。
インターネットによる調査で、働く女性(平均年収1060万円)463人が回答した。調査期間は7月22日から25日まで。
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