平均年収1000万円超の人に聞く、子どもに行かせたい大学はどこ?
自分の子どもはどこの大学に行かせたいですか? 平均年収1000万円以上のビジネスパーソンに聞いた。ビズリーチ調べ。
自分の子どもはどこの大学に行かせたいですか? 平均年収1000万円以上のビジネスパーソンに聞いたところ「慶應義塾大学」と答えた人が最も多く、次いで「東京大学」「早稲田大学」「京都大学」「ハーバード大学」であることが、ビズリーチの調査で分かった。
子どもの大学選びで重視している点を聞いたところ「卒業後の進路(就職率、進学率)」(47%)がトップ。次いで「専門教育(ゼミ、研究室)」(43%)、「教員の質」(35%)、「偏差値、難易度」(31%)、「語学学習、留学支援体制」(27%)と続いた。
この結果について、同社の南壮一郎社長は「大学選びで重視する条件の1位が卒業後の進路になり、また子どもに行かせたい大学1位になった慶應義塾大学についても、上場企業の社長の出身大学として1位(四季報調べ)になるなど、卒業後の進路が大学選びにおいて重視されていることがうかがえた」としている。
「海外の大学へ行かせたい」は6割
費用が工面できれば、海外の大学へ行かせたいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。この質問に対し、「海外の大学に行かせたい」と答えたのは60%に対し、「行かせたくない」は23%。また理系と文系、どちらを勧めるかという質問には「理系を勧める」が51%、「文系を勧める」は17%だった。
「費用の工面ができれば海外の大学へ行かせたいと考える人は6割を超え、海外の大学も上位20位のうち5校がランキングに入った。子どもには若いうちから海外で生活することで、市場価値の高い、真のグローバル人材になってほしいという想いがこのランキングからうかがえた」(南社長)
インターネットによる調査で、平均年収1000万円を超えているビジネスパーソン1443人が回答した。調査期間は9月17日から22日まで。
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