インタビュー
ローソンのコーヒーは誰が飲んでいる? データから見えてきたコト:仕事をしたら“コーヒー”ができた(前編)(3/6 ページ)
「コーヒーはコンビニで買う」という人が増えてきているが、一体どんな人が購入しているのだろうか。ローソンのPontaカードを分析すれば「どういった人が何を買ったのか」が分かるので、担当者に直撃。男性20〜40代がよく飲んでいるのは……。
コーヒーを最もよく飲んでいるのは
吉澤: もう一度、下の図を見ていただけますか? どういった人がどのような商品を購入しているのかを明らかにしています。
土肥: 男性は「コーヒー」、女性は「カフェラテ」をよく飲んでいるイメージがあったのですが、それは当たっているようですね。
吉澤: ですね。ただ、10代の男女を見ていただけますか。男性は「アイス抹茶ラテ」、女性は「アイスココア」をよく飲まれている。コーヒーのことをいろいろ調べたところ、年齢が上がるほど飲む割合は高くなっていくんですよね。
土肥: それはなぜでしょうか?
吉澤: Pontaデータを見ても分かるとおり、10代の人たちはあまりコーヒーを飲みません。こうした傾向はある研究でも明らかになっていて、若い人たちはストレスをあまり抱えていないからコーヒーを好まないんですよね。でも大学生や専門学生になると、喫茶店やカフェなどでコーヒーを飲む機会が増えてきますよね。そして社会人になると、会社の人や取引先の人などと一緒に、コーヒーを飲む機会がさらに増えていきます。
毎日仕事をしていると、どうしてもストレスがたまっていきますよね。そうすると、コーヒーを飲む頻度が増えていくんですよ。なので、50〜60代の男性は「ブレンドコーヒー」を購入されているのではないでしょうか。
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