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回転寿司で本格コーヒー!? くら寿司がカフェを始める狙いとは?:専用レーンで入れたてを提供(1/2 ページ)
回転寿司チェーンのくら寿司が豆や焙煎マシンにこだわった本格コーヒーを発売した。ニーズの多様化に対応するため、寿司以外のサイドメニューへ注力することが重要になってきているという。
回転寿司チェーンのくら寿司は12月2日、プレミアムコーヒー「KULA CAFE」4製品を全国327店舗で発売した。豆や焙煎マシンなどを厳選して味にこだわり、発売初年度で総計700万杯を目指すとしている。
ラインアップは「プレミアムホット珈琲」「プレミアムホットラテ」「プレミアムアイス珈琲」「プレミアムアイスラテ」で、価格はすべて157円(税込み)。店舗の各席に設置しているタッチパネルで注文を受けた後に、1台あたり約100万円というスイスブランド製のコーヒーミルで豆をひき、オーダー専用レーンで提供される。
ホットはコスタリカ/グアテマラ/ブラジル産のアラビカ豆を100%使用し、アイスはインドネシア、ブラジル、コロンビア産の豆をブレンドとしているという。コーヒーの味へのこだわりについて、くらコーポレーション商品開発部の松島由剛氏は「豆の選定に半年、ミルの選定に半年かかった。さっぱりとしていてコクがあり、印象に残るような味と香りにこだわっている」と話す。
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