「結婚生活ってどうなの?」と妻に本気で聞いてみた:古田ラジオの「婚活を攻略するための10の方法」(2/3 ページ)
「いつかは結婚したい」と思っている人は多いでしょうが、そもそも「結婚」のメリットって何でしょうか。筆者の古田氏は、奥さんに直撃したところ……。
婚活における「専業主婦」は誰が望んでいる?
矛先を変えるために、今度は「婚活における専業主婦志望」について聞いてみました。
私: 自分が婚活をしていた時の印象だと、婚活している女性は「専業主婦希望」が多かったけど、相手の男性はどうだった?
妻: 私は、20人くらい“面接”してきたけど、婚活している男性は「専業主婦希望」と、「共働き希望」が半々くらいだった。かなり有名な会社に勤めている人でも「妻には働いてほしい」と言っていたし、「40歳・アルバイト・年収200万」でも「妻には家庭に入ってほしい」と言っていたわ。
私: そういうのは学歴や勤務先は関係ないのかな。
妻: 関係ないと思う。「専業主婦を希望」する男性も多いので、女性が「私、結婚したら仕事を辞めて、家でいたいの」という声を批判するのはおかしいと思う。
専業主婦を希望する男性には、2つの共通点があったわ。1つは「エラそうにして束縛したがる」、もう1つは「自分の生活や趣味を最優先」していた。結局、体のいい家政婦がほしいんじゃないかな。
私: じゃあ、「共働きを希望」する男性のほうがいいのかな。
妻: そうでもないわ。共働きを希望する人は「結婚しても妻には稼いでほしい。でも僕よりは稼がないでほしい。僕が帰るときは家にいて料理も作っていてほしい」みたいなことを言う。
その一方で「専業主婦を志望する女性はダメ」という声もあるよね。「搾取する女性にひっかからないように気を付けましょう」というのはその通りかもしれないけれど、じゃあ、どうすればいいのかな。
私: 「共働きで家事や育児に積極的に参加する夫」はどうかな。
妻: 「イクメン」とか「弁当男子」とか言っているけど、たかが弁当を少し作ったくらいでマスコミが取り上げるのは、いかに男が家事をしていないかっていう証拠だと思う。共働きの場合、家事や育児への夫の参加が期待できないから、妻がそのぶん、家事も育児もやっているケースが多いんじゃないかな。
国も婚活に支援するのなら、家庭科の授業時間をもっと増やしたほうがいいと思う。基本的な掃除や洗濯を教えて……。ていうか、あなた、結婚するまでまともに洗濯もできてなかったじゃない……(以後、夫の家事参加についての苦言が続く)。
私: スイマセン……。
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