「結婚生活ってどうなの?」と妻に本気で聞いてみた:古田ラジオの「婚活を攻略するための10の方法」(3/3 ページ)
「いつかは結婚したい」と思っている人は多いでしょうが、そもそも「結婚」のメリットって何でしょうか。筆者の古田氏は、奥さんに直撃したところ……。
それでも結婚のメリットってあるの?
それでも結婚するメリットってあるのでしょうか? 恐る恐る妻に聞いてみました。
私: (ビールを注ぎながら)それでも何か結婚のメリットってあるのかな?
妻: 仕事を辞めても、どちらかが働いていればとりあえず生活には困らないっていうのはスゴく大きいと思う。今の時代、大きな会社に勤めていても、いつリストラになるのか分からないし、自分で何かやりたいことが出てくるかもしれない。そういう意味で言うと、結婚したおかげで人生の選択肢が広がったのかも。
私: それは、共働きの大きなメリットだよね。
妻: もうひとつ。お互い仕事をしていると、疲れて遅く帰ってきた時に、部屋の電気がついていて、夕食やお風呂が準備してあるっていうのは、やっぱりありがたい。帰って来てから夕食の支度をしていると、どうしても食べるのが遅くなるし、食費にしても家賃にしても独り暮らしよりも2人で生活したほうが安くなるし。
私: 僕は、お互いの好きな本やCDの貸し借りをしたり、テレビや映画を一緒に見て感想を言い合ったりできるのがいいかなあ。一緒に生活していて、君の影響で自分の考え方が変わっていったり、今までやろうとも思わなかったことをやったりする自分のことが面白いんだ。
妻: そうだね。結婚するってことはお互いに影響しあうってことだから。自分が変化していくことを楽しまない手はないよ。
私: 婚活して良かったと思う?
妻: 良かったと思う。私の友達でも婚活サイトで知り合って結婚した人が何人もいるし、婚活はもう恥ずかしいものではないと思う。ただ、婚活はスタートであってゴールではないってことかな。婚活よりも結婚してからのほうがずっと大変だから。
私: 今後もご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
今回、初めて妻に結婚生活について話を聞きましたが、自分との認識のギャップに驚かされました。また、専業主婦の問題も単に専業主婦志望の女性を批判すればいいというものではなく、それに代わる新しい結婚生活のモデルを提示できていない、ことが問題かなと思いました。そして、その問題を解決するには、夫婦の認識のギャップを埋めていくこと。そのためには思ったことはとことん理解するまで話し合うことが一番重要なのではないのでしょうか。
関連記事
- なぜ“普通のオトコ”は、なかなか見つからないのか?
「彼女がほしいのに、なかなかできない」と悩んでいる男性も少なくないはず。会社の女性には声をかけにくいし、飲み会に参加してもなかなか結果がでない。そうした悩みに対し、恋愛マーケティングの専門家に話を聞いた。全3回でお送りする。 - なぜ恋人ができないのか? 若者の間で広がる面倒な関係
若者の間で「彼女ができない」人が急増している。昔に比べ、「異性の人と話すのは苦手」といった人は減ってきているように思うが、なぜ恋人ができないのか。その原因について、若者事情に詳しい博報堂の原田曜平氏に聞いた。 - こんなモノを身につけてはいけない? 男性のNGグッズとは
夫婦間ではどのようなことを言ってはいけないのだろうか。NGキーワードについて聞いたところ、男性に対しては「安月給・出世しない」、女性には「ほか(昔)の女性と比べた発言」がそれぞれトップだった。オーネット調べ。 - 中国人女性とのデートで、「中華食べに行こうよ」がNGな理由
中国人PRウーマンが、「中国人と上手に付き合う」ためのノウハウを伝授する本連載。コミュニケーションの極意は相手を理解すること――というわけで第2回目は、中国の未来を担う若者たちの結婚事情などに迫る。 - なぜ人はウソをつくのか? 男女が別れる前に読む話
「彼女にウソをつかれた。それが嫌で、別れてしまった」という男性もいるだろう。なぜ人はウソをつくのか。そのメカニズムが分かれば、彼女のウソも我慢できたかもしれない。そこで心理カウンセラーの晴香葉子さんに、ウソにまつわる話を聞いてきた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.