2014年に注目している企業は? 平均年収1000万円以上の人に聞く
2014年に注目している企業はどこですか? 平均年収1000万円以上のビジネスパーソンに聞いた。ビズリーチ調べ。
2014年に注目している企業はどこですか? 平均年収1000万円以上のビジネスパーソンに聞いたところ「トヨタ自動車」(昨年6位)と答えた人が最も多く、次いで「ソフトバンク」(1位)、「楽天」(10位)、「グーグル」(9位)、「アマゾン」(7位)であることが、ビズリーチの調査で分かった。
トヨタ自動車が昨年の6位から1位になったことについて、同社の多田洋祐事業部長は「2013年3月期の営業利益が前期比3.2倍となり、米国市場の本格復調だけでなく、伸びしろの大きい新興国での販売強化の成果が出始めた。この結果、全世界でトヨタ自動車の復調が見えたことからの期待の表われではないだろうか」とコメントした。
「ソフトバンク」と答えた人からは「次から次へと新しくかつ大胆な発想で新しいビジネスチャンスを開拓し続けているから」「日本一アグレッシブな戦略展開をする企業。スプリントの買収を終え、ますます活気付いている」といった声があった。「楽天」と答えた人からは「楽天イーグルスの優勝が、グループ全体の知名度を上げ、マーケティングが一気に進む可能性がある」、「グーグル」と答えた人からは「単なる技術の会社を脱して、もはやカルチャーをつくる存在になっており、2014年もその動向が期待できるため」といった意見があった。
インターネット関連の企業が多くランクインしている中、「武田薬品」が圏外から10位に。「ランクインする多くの企業が好調な伸びやV字回復を見せる中、業績面では減益が続いている日本の老舗医薬品メーカーが、世界6位の英医薬品メーカーの社長を迎え入れると発表した。この外部招へいによる経営革新に対する期待から、武田薬品はビジネスパーソンの注目を集めたのだろう」(多田氏)
インターネットのよる調査で、平均年収1000万円以上のビジネスパーソン1639人が回答した。調査期間は2013年12月9日から15日まで。
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